どんと祭
毎日毎日厳しい寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
地域によって異なりますが、毎年1月14日の夕方から、どんと祭が行われます。
そこで今回は、どんと祭とは何か、歴史や各地の呼び名についてお話していきたいと思います。
どんと祭とは、神社の境内などでお正月飾りを焼き、御神火にあたることで1年の無病息災・家内安全を祈願するお祭りの事を言います。特に、宮城県を中心に神社で盛んに行われていて、大崎八幡宮の(松焚祭)が宮城県の最大規模になります。また、大崎八幡宮の松焚祭は、300年もの歴史があり、平成17年に仙台市の無形文化財に指定されました。
どんと祭で行われる(裸参り)がありますが、元々は、仙台藩の日本酒の醸造をしていた(南部杜氏)が、醸造安全・吟醸祈願のために大崎八幡宮に参拝したのが始まりと言われています。白さらし・白鉢巻き・白足袋・わらじの装束に身を包み、氷水で水垢離を行った後に神様に息をかけないためとして(含み紙)を口にくわえます。また、低温の中での裸参りは健康を害する可能性があるため、健康診断を行う参加団体があるそうです。
どんと祭という呼称は宮城県を中心とした地域で用いられていますが、全国的に似たような祭事は(とんど)(左義長)(どんと焼き)(鬼火)(さいのかみ焼き)などと呼ばれているそうです。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為どんと祭を中止にしている地域がありますが、どんと祭が行われる地域の方は、手指の消毒やマスク等などでしっかり感染予防をなさってからご参加ください。
また、本日、当斎場では、毎月恒例の合同供養祭が執り行われました。
新型コロナウイルス感染症拡散防止の為、参列者様には手指の消毒とマスク着用でご参列いただきました。参列なされた沢山のご家族の皆様、本日は雪の降る中、大変お疲れ様でございました。