仏具
木々の葉もようやく色づいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
仏具とは、仏教の儀式で使用される日用品とは異なる特殊な道具、又は僧侶などが使用する装飾品の事を言います。別名、法器・法具とも言われます。
三具足という言葉がありますが、全ての宗派において最低限必要な供養具を三具足と呼ばれます。
花立て・香炉・ローソク立ての三つが三具足になります。
花立てとは、仏花を入れて仏壇にお供えします。仏花はご先祖様や故人の霊を香りや花の姿で供養するためのものですが、お供えをしている私達の心も癒してくれます。
香炉とは、中にお線香を入れて香供養に使います。お線香の香煙は供養している者の心身の穢れを清めてくれます。
ローソク立ては、ローソクを立てて灯り供養に使います。
供養具の基本となる仏具の種類が三具足とリンです。
リンとは、全ての宗派において重要な仏具とされる梵音具でおりんとも呼ばれています。
本来お経の開始や終わりの合図や読経の調子を取るために使うものですが、ご家庭では仏壇に手を合わせる時に鳴らして使うのが一般的です。
他にも沢山仏具の種類があってどこまでの仏具を揃えたらいいのかとても悩みますよね。
まず宗派にあったお位牌やご本尊、それから先ほどお話ででた三具足とリンがあれば大丈夫だと思います。
これからも大切なペットちゃんの供養をしっかり行ってあげてください。
昨日、10月25日(日)当斎場では回忌法要並びに追善供養・開眼供養が執り行われました。
個別供養・合同供養・追善供養・開眼供養にいらっしゃった皆様方、大変お疲れ様でした。
これからも亡くなられたペットちゃんの供養を宜しくお願い致します。